ソフトバンク光を検討している人の多くが、ソフトバンク携帯とセット割を組んで毎月の通信費用を抑えようと考えています。できることなら、自宅のインターネットと携帯をセットで割引を組んで、毎月おトクに使いたいですよね。ただその一方で、このセット割の適用条件が複雑で分かりづらいと考えている方も多いようです。
今回はそんな方のために、ソフトバンク光のセット割の適用条件について、申し込む前にここだけは知っておきたいポイントを2つご紹介していきます。
ソフトバンク光のおうち割って？
ソフトバンク光のセット割は「おうち割 光セット(旧称：スマート値引き)」が正式名称となっています。これは、自宅のインターネット回線であるソフトバンク光とソフトバンク携帯電話の契約をセットにすることで、携帯の料金が割引される特典です。
2016年の1月までは「スマート値引き」というサービス名称でしたが、それ以降「おうち割 光セット」という名称に変わっているのでご注意ください。基本的な内容はスマート値引きと同じです。
なお、今回の記事では割愛しますが、ソフトバンク光以外の固定インターネットサービスを利用している場合でも、おうち割を組むことができます。例えば、「SoftBank Air」「Yahoo!BB ADSL」「ホワイトBB」などを利用している場合、おうち割を組めば、契約しているソフトバンク携帯の料金を下げることができるのです。
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おうち割適用条件その1. 携帯のデータ通信プランについて
それでは、具体的にソフトバンク携帯を使っている人がソフトバンク光に加入した場合、どの程度の割引を受けることができるのでしょうか。割引の適用条件なども含めて、詳しく見ていきましょう。
まず、ソフトバンク光のおうち割を適用する場合、対象となるパケットサービスに加入していることが最低条件となります。そして、以下の図にある通り、その対象となるデータ通信プランによって割引の金額が異なっていきます。
例えば、現在ソフトバンクのスマートフォンを「データ定額 5GB」で契約しているAさんであれば、ソフトバンク光に加入し、おうち割を組むことで最初の2年間は1,522円、3年目以降でも1,008円の割引を受けることができます。
ところで、ソフトバンク携帯電話の音声通話の基本プランは、24時間全ての国内通話が無料の「スマ放題」、1回5分以内であれば全ての国内通話が無料の「スマ放題ライト」、そして、ソフトバンク携帯同士なら1時〜21時までの通話が無料の「ホワイトプラン」の3つがあります。おうち割を組む上で、これらの音声通話プランによって違いはあるのでしょうか。
結論からいうと、どの音声通話プランでもおうち割を組むことが可能です。従来のホワイトプランに加入しているとセット割が組めないと考えている人も多いようですが、ホワイトプランでも「パケットし放題フラット for 4G LTE」というパケット定額サービスに加入していれば、セット割りの恩恵を受けることができます。
つまり、おうち割の適用条件というのは、携帯の音声通話プランによってではなく、指定のデータ通信プランに加入しているかどうかによって決まるのです。
ただ、スマホユーザーなどであれば、なんらかのデータ通信サービスに加入している場合がほとんどですので、この点は問題ないでしょう。同じ理由から、ソフトバンンク携帯以外でも、タブレット端末やモバイルWi-Fiルーターのデータ通信サービスに加入している人もおうち割を組むことができます。
この様に、ソフトバンクのデータ通信サービスに加入している人であれば、ソフトバンク光に切り替えることで、おうち全体の通信費用を抑えることができるのです。
おうち割の適用条件その2. 加入必須オプションについて
ここまでおうち割の適用条件について、割引対象となる携帯電話のデータ通信プランの面からご紹介してきましたが、ソフトバンク光の契約自体にもおうち割の適用条件があるので注意が必要です。
ソフトバンク光に加入して、おうち割を適用させる場合、「①光BBユニット」「②Wi-Fiマルチパック」「③ホワイト光電話」の3つが、ソフトバンク光の加入必須オプションとなります。
これらの各サービスは通常単独のオプションサービスで、個別に加入すると合計で月額1,924円となります。しかし、ソフトバンク光加入時に3つセットで加入することで、月額500円に割引され利用することが可能なのです。
注意しなければならないのは、これらのオプションの内1つでも解約してしまうと、おうち割の割引自体も解約になってしまうこと。さらに、3つセットで500円だったものが、1つでも解約すると他のオプションは全て通常料金に戻ってしまうので、割引の特典を受けるどころか逆に毎月の通信費が高くなる可能性があります。
→入らなきゃ損？！おうち割光セットの加入必須オプションとは？
割引特典を受けるために有料の加入必須オプションに入るのは腑に落ちない、という方もいると思いますが、支払う金額よりも割引される金額の方が大きいのでトータルで見ておトクと言えるでしょう。
また、割引対象となる回線の上限数は10回線となっているので、例えば家族で複数のソフトバンク回線を利用している方であれば、トータルでさらに大きい金額の割引を受けることができるのです。
おうち割の特典をキープして毎月の通信費を抑えたいのであれば、使っていないオプションでも解約しないように注意しましょう。
それで結局おうち割はおトクなの？
さて、ここまでソフトバンク光のおうち割について、2つの適用条件があることを見てきました。これらの条件を充たせば、手軽に毎月の通信費を見直すことができます。年々増大する家計の通信費は悩みの種ですが、ソフトバンクのおうち割の特典を使うことで、誰でも簡単に通信費を圧縮できるのは魅力ですね。
なお、ソフトバンク光にはソフトバンクショップや家電量販店などさまざまな販売チャネルがありますが、なかでもネットでの申し込みがおすすめです。対面での契約だと本人確認書類を持って来店する手間もありますし、本来任意のオプションサービスに半ば強制的に加入させられるなどして、後々トラブルになっているケースが多いようです。そういった意味で、ネットで申し込むのが手軽で安心と言えるでしょう。
また、ネットで申し込む場合には、対象の携帯電話やタブレットとインターネットの両方をご本人名義で加入していれば、My Softbankにて申し込めます。この機会にぜひ検討してみてください。
