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スマホゲーム全盛期の昨今、モバイルルーターの重要性は高まっており、黎明期からある【UQ WiMAX2+】(最初期は【UQ WiMAX】)も注目を集め続けています。

「固定料金で使い放題だ」「いや速度制限がある」圏外になりやすい」「いやそれは昔の話だ」など、昔からある分さまざまな意見が交錯しているので頭を悩ませている方も多いことでしょう。

そこでこの記事では、UQ WiMAX2+の真実に迫っていきます!

そもそもUQ WiMAX2+ってなに?どんなサービス?

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UQ WiMAX2+は、UQコミュニケーションズが2009年から始めたUQ WiMAXを前身とするモバイルデータ通信サービス。

ちなみに2009年というのは比較的最近のようにも思えますが、日本だとiPhoneがまだSoftBankからしか発売されておらず(iPhone 3GS)、Android OS搭載機種が初めて発売された年。ようやく【スマートフォン】という言葉が使われ始めた年だと言えます。

その頃からすでにモバイルルーターを取り扱っている老舗なのです。

UQ WiMAXはその後、2013年に機能を強化したUQ WiMAX2+となり、現在では下り最大通信速度220Mbpsとなっています。

他キャリアとは異なる独自の電波帯域を使っているので、登場当初はエリアが狭いということが弱点だと言われていましたが、公式サイトのエリアマップを見ていただくと分かるとおり今では遜色ありません。

特に都市圏で利用する分には、他キャリアとほとんど同じ使い勝手と考えて良いでしょう。

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(出典:http://www.uqwimax.jp/area/)

都心はほぼ全域と言えます。

UQ WiMAX2+って料金はどうなってるの?他と比べて安く済む?

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本家本元UQコミュニケーションズのほか、さまざまなMVNOとの契約が可能ですが、プランに関しては大きく分けて二つとほぼ統一されています。違いは月内のデータ上限があるかないか、です。

WiMAX2+プロバイダ大全【比較してわかった真の優良回線】

Flatツープラス ギガ放題

二年契約で月額4,380円(税別)、さらに開始月から三ヶ月間は3,696円(税別)とお安くなっています。この値段は後述のデータ上限ありプラン【Flatツープラス】とちょうど同じ価格なので、まずはこちらのプランで契約してみてデータ上限無しの使い心地を堪能してみると良いでしょう。

その後でプランを下位のものに変更しても特に違約金はかかりません。

Flatツープラス

二年契約で月額3,696円(税別)、月7GBまでの上限があります。7GBを越えた場合でも通信不可能になるわけではないのですが、極端な速度制限がかけられ、その速度はなんと驚きの128kbps!

後述の【直近三日間3GB以上】で適用される制限速度より圧倒的に低速であり、テキスト中心のウェブサイトであっても快適に閲覧するのは難しいと言えます。価格差は700円ほどなので、【ギガ放題】が断然オススメです。

で、結局UQ WiMAX2+に速度制限はあるの?無いの?

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【UQ WiMAX2+】という単語で検索をかけると速度制限に関する記事がズラリと並びます。

その内容は「ギガ放題なのに制限がかけられた!」というもの。ギガ放題であれば月内データ量の上限はないはずなのに、どうしてこのような事が起こるのでしょうか?公式ウェブサイトを見てみましょう。

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(出典:http://www.uqwimax.jp/plan/wimax/gigahodai/)

これがギガ放題に関するトップページです。【超速ネットがたっぷり使えて、安心のプラン!】とありますが…んんん?

よく見ると、【混雑回避のための速度制限(3日間で3GB以上利用時)があります】と書いてあります。実はこの部分の表現こそがクセモノで、この制限が発表された当初はネット上でも大変な騒ぎとなったのです(ちなみに発表当初は3日間1GBで今より悪条件でした)。

通信で使える電波には法律で決められた限りがあります。一回の送受信でトータル数十GB分のデータをやりとりするユーザーが居ると、その分電波が占有され他のユーザーが満足に使えなくなってしまうのです。

そのため、ヘビーユーザーには制限をかける企業側の気持ちも分からなくはないのですが、それは「使い放題!」と謳うWiMAXのイメージとは余りにもかけ離れていました。

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思っていたのと違う…

念のため説明しておくと、【直近三日間で3GBまで】という制限は【一ヶ月間で約30GBまで】(三日間3GB×10回=30日30GB)ということにはなりません。

たとえ一日で100GB使おうとも、速度制限は翌日からの24時間のみ。具体的には翌日昼頃から翌々日昼頃までだからです。

つまりWiMAXというのは、データ上限はないが速度制限はある端末と言えます。この二つは本来分けて考えるべきですが、モバイルルーターは大手が設定している【7GBで速度制限】、つまりデータ上限=速度制限という部分が強く、速度制限が適用されると「制限がないと聞いていたのに!」となってしまうのです。

自分が避けたい制限とはいったい何のことを示しているのか、前もってハッキリさせておきましょう!

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(出典:http://www.uqwimax.jp/beginner/wimax/)

実は公式ウェブサイトにも【たっぷり使える】という表現はあっても【速度制限なし】という言葉はありません。

UQ WiMAX2+は速度を制限された状態でどの程度ネット出来るの?

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そもそも速度制限されると、まったくインターネットが出来なくなるのでしょうか?いいえ、実はそんなことはありません。

どの程度の速度まで下げられるのか具体的な数字をともなう公式発表はありませんが、「目安としてYouTube動画の標準画質が見られるレベル」と公式ウェブサイトにはあります。

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(出典:http://www.uqwimax.jp/support/wimax/faq/detail_180284.html)

ネットで検索するといくつか個人レベルで計測している方がいらっしゃいますが、おおむね3Mbps~5Mbpsは出ているようです。今だと【最大通信速度3Mbps】という格安simが売り出されているくらいなので、そこまで不便さを感じる速度ではないと言えるでしょう。特にテキスト中心のサイトであれば問題は無いと言えます。

ギガ放題のWiMAX2+でも速度制限!?…それでも普通に使える理由

ちなみに大手3キャリアだと、UQコミュニケーションズの親会社であるKDDI(au)も同じ条件での速度制限。SoftBank系列(SoftBank、Ymobile)も同様です。

唯一docomoのみ一部プランを除いてこうした直近三日間の速度制限を撤廃しており、この件に関しては一歩先んじた内容となっています。もっともdocomoの場合、月内のデータ上限はあります。

三日間3GBで足りるの?足りないから話題になってるんじゃないの?

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ネット上では「3GBなんてあっという間に使い切ってしまう!」という声も見受けられますが、そもそも3日間で3GBというのはどのような使い方をしているユーザーが該当しやすいのでしょうか?

UQコミュニケーションズのウェブサイトには以下のような表があります。

スマートフォンでご利用の場合

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(出典:http://www.uqwimax.jp/plan/wimax/note/gigahodai_speedlimit/)

パソコンでご利用の場合

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(出典:http://www.uqwimax.jp/plan/wimax/note/gigahodai_speedlimit/)

※同じ内容にも関わらずスマートフォンとパソコンでデータ量が異なるのは、同じ見た目でもスマートフォンから見ると自動的にデータ圧縮されているため。

これによると、テキストメインであれば三日間で使い切れるような量ではなく、最大の難点はやはり動画閲覧だと言えます。それでもスマートフォンから見るのであれば10時間以上大丈夫なので、通勤通学時や休み時間、帰宅後に暇つぶしで見る分には大丈夫でしょう。

しかし、外出時のみではなく自宅でもメインの回線として使うなら話は別。たとえばPCからHD画質でYouTubeを見ると5時間ほどで上限に達してしまいます。

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自由に動画を見るには厳しい…

つまり直近三日間の制限は、自宅でもメインの回線としてWiMAXを使用する場合に表面化してくる問題であり、逆を言えば外出時にのみ使用するというのであればあまり気にしなくても良さそうです。

実際筆者も光回線とモバイルルーターを併用していますが、外出先では動画を見たりしないこともあって直近三日間どころか一ヶ月を通しても3GBに達していません。

UQ WiMAX2+は自宅用途だとやめた方が良いと本当に言えるのか?

そうは言っても「光回線と併用したら費用がかさむだけ、それなら光回線+格安simの方が安い!」という方もいらっしゃることでしょう。確かにそうなのですが、ものは考えようです。

そもそも自宅でYouTube等の動画を見るという行為は、正直その大半が暇つぶしと言えます。見ても何かしら役に立つわけではないのですが、そこにあるので何となく見る。そんな方が多いのではないでしょうか?

いっそのこと、【制限】を前向きに考えてみる。

しかし時間というのは(特に社会人にとって)無限ではありません。

使い放題だからこそ気が緩み、意味もなく動画を垂れ流す。対して三日で3GBという制限は無駄を省き、必要なことにのみネットを使い時間を有効活用することが出来る、結果として一日の満足度も上がる、と考えてみてください。

全ては考え方ひとつ。あなたの一日をより充実させることが出来るかも…しれませんよ!

メリット・デメリットはよく分かった。じゃあ契約したい時は何処に申し込めば良いの?

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WiMAXは現在、本家本元であるUQ WiMAX以外にもさまざまなMVNOが存在します。有名・人気どころではBIGLOBEやGMO、So-netなどが挙げられるでしょう。

MVNOから申し込むと月額料金が安かったりキャッシュバックがあったりと一見UQ WiMAXから契約するより良いことずくめのようにも思えます。

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MVNOがお得に見える、その謎とは?

しかし、MVNOはUQ WiMAXに使用料を支払い電波を間借りしている状態であり、いわば生産者と消費者との間に問屋や代理店を挟んでいる状態。当然そこには余分に手数料が発生し、いくらMVNOがWiMAX施設の新規増設やメンテナンスに関わっていないとは言え、一般的に考えれば月額料金はむしろ高くなってもおかしくないはずです。

では、そんな状態にも関わらずキャッシュバックなどが可能な仕組みはなんでしょうか?

キャッシュバックは嬉しい、でも…

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まず一つは、言葉は悪いですがキャッシュバックをなるべく受けさせないようにしていることです。キャッシュバックプランで申し込まれても、ユーザーが実際にその権利を行使しなければ儲けものというわけです。

では何故、せっかく万単位での金額が貰えるというのにユーザーはその権利を行使しないのでしょうか?その謎は、キャッシュバックが貰えるまでのプロセスにあります。

大抵のMVNOにおいて、キャッシュバックが貰えるのは契約から直ぐではなくおおよそ1年が経った頃なのです。たとえば高額キャッシュバックで有名なGMOには以下のような記載があります。

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(出典:http://gmobb.jp/campaign/wimax2plus/)

契約から一年ほど経過したころに、MVNOを契約時に作成したメールアドレス宛にひっそりと送られてきます。しかも手続き期間は送信されてからの一ヶ月間程度のみで、それを一日でも過ぎればキャッシュバックはいっさい無し。

どうみても「なるべくなら支払いたくないんで出来れば手続きを忘れてください!」と考えているようにしか受け取れませんよね。もちろんこれはこの会社だけの話ではなく、だいたいどこのMVNOもこうなっています。

たらい回しはもうたくさん!

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また、サポート体制に問題があることもネット上でよく指摘されています。

使い方がよく分からない初心者の方であれば、疑問点や問題点はメールではなく電話口で直接スタッフと話を進めたくなりますよね?

しかしMVNO各社では人件費などを削って利益を出しているという側面もあり、ましてや直接売り上げに繋がらない契約後のサポートに力を注がないのは、自明の理と言えます。

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それでももちろん、まったく連絡が取れないということはありません。が、そもそもMVNOはWiMAX専門ではありませんので、ユーザーからの疑問質問に対し適切な返答を持っているかは未知なのです。解決しないとまでは言わないものの、かなりの時間が費やされることは想像に難くないでしょう。

それに比べ本家本元であるUQ WiMAXはWiMAXのプロフェッショナル。適切なサポートが期待できます。

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UQコミュニケーションズのトップページからサポートセンターの電話番号までたったの2クリック!

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サポートダイヤルは何処だろう…【よくあるご質問】を見ても分かりませんでした…

見比べてみても、やはり前者の方が「そもそも何処を見ればサポートが受けられるのか?」が一目瞭然です。後者の方で右側に大きく掲げている番号は契約前専用なのです。

契約内容の僅かな差異が大きな差になることも…

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さらに、MVNOでは違約金が高くなる場合があります。

UQ WiMAXの違約金は契約から13ヶ月までは19,000円、25ヶ月までは14,000円、それ以降は9,500円です(いずれも税抜き)。対して、例えばGMOでは契約直後から24ヶ月までは一律で24,800円(税別)となっています。

またBIGLOBEだと、違約金自体はUQ WiMAXと同額ですが、そもそも端末が24ヶ月の割賦払いとなっており(他は一括0円が一般的)解約時期によってはその残債(800円×残り月)が請求されます。

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「2年間まるまる使い続けるから違約金なんて関係ないよ」と思われる方もいることでしょう。

しかし考えてみてください。これだけ大手キャリア3社によるスマートフォンが普及し、テザリングオプションも無料であることが多い現代日本において、そもそもどうしてWiMAXを検討してみようと思ったのでしょうか?

おそらくそれは、あなたがこういったガジェットに常日頃から強い興味を持っているからではないですか?

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もしあなたがそういった方なのであれば、例え今は「2年間使い切るから大丈夫!」と考えていたとしても、将来的にはどうなるか分かりません。

仮に契約から1年後に新技術導入で速度向上・通信品質が改善された新端末が発売された…なんてことがあれば、違約金を払ってでも欲しくなってしまうのが人間というものだからです。ちなみに、WiMAXには機種変更という概念がありませんので念のため。

また端末自体に深い興味が無かったとしても、不測の事態で急遽解約が必要となってしまうことはありえます(突然の転勤で生活環境が大きく代わり端末を持つ必要がなくなった等)。

いずれにしても、違約金が安いに越したことはないのです!

UQ WiMAX2+は安心の本家本元から!今すぐ公式サイトにGo!

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上記だけ見ても、安心して心置きなくWiMAXを利用したいなら本家本元のUQ WiMAXが一番であることが分かるでしょう。

なんだかんだで固定回線はNTT、携帯電話は大手3キャリア、動画を見るならYouTube、オフィスソフトはMicrosoft。そう、本家本元は安心感が違うのです。

電波という目に見えないものを扱う商品だからこそ、目に見えるしっかりとしたメリットを生かせる契約を選びましょう!